2016年12月13日火曜日

ドライマウス改善に”昆布なめ”・・に一言

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

色々な原因で唾液が出にくく口が乾くと、細菌が繁殖しやすく虫歯や歯周病、口臭の原因になります。

唾液が出やすくする方法の一つとして最近健康雑誌などで”昆布なめ”を勧めている記事を見かけました。

つまり、だし昆布のかけらを無くなるまでずっと口に入れてなめていることで口の中が刺激されて唾液が出やすくなるという訳です。

確かに口にガムなど、何か入れていると刺激になって唾液は出やすくなりますが、この昆布には少し注意が必要です。

甲状腺に病気を持っている人は昆布に含まれるヨウ素が影響を与える場合があります。

甲状腺に現在病気を持っていない人も、ヨウ素を取りすぎるとやはり障害が出ることがあるのです。

モノはほどほどに・・。

唾液を出しやすくする方法は他にもありますので一つの方法に頼りすぎるのは要注意ですよ。

唾液を出しやすくするには材料となる水分をよく取る(当たり前のようですが・・)、とか唾液腺(耳の前やあごの下にあります)をマッサージする、などがあります。

世の中には色々な情報が溢れています。

どの情報をどの位信じればよいのか、難しいですよね。

かかりつけの医院や歯医者さんを作って信頼のできる先生に相談してみるのが良いと思います。



http://www.azabu-msdental.com/

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