2017年5月6日土曜日

虫歯菌が認知機能低下に関係する? U9

皆様こんにちは。



六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

「虫歯菌の一つであるミュータンス菌が、認知機能の低下に関連している可能性が高い」
ことを、日本の研究チームが2016年、2017年に発表しました。

有名な科学雑誌である
Nature誌系列のオンライン誌 Scientific Reportsに掲載され、注目を集めています。

これは、虫歯菌があると認知機能の低下を引き起こすという直接的な関与ではなく、
認知機能の低下を引き起こす脳内の微細な出血の原因の一つとして、ミュータンス菌がもつ遺伝子の一つに血小板の止血作用を低下させる作用があるものがあり、
それが脳の血管の壁にくっつくことで血管の炎症を起こし、脳出血に関与するという研究結果です。


虫歯菌の一つであるミュータンス菌と脳出血の関係性が明らかになったことで、脳卒中の新たな予防法の開発が期待されています。

日常のお口のお手入れや歯科治療によって、ミュータンス菌をはじめとした口腔内細菌の数を減らすことや口腔のケアや、良い口内フローラを育てるなど病原性の高い細菌を選択的に無くすような治療法が確立できれば脳出血の予防につながる可能性があります。


世界中でこのような研究が行われ、新たな治療法の開発が期待されるところです。

まずはご自身でのお口のセルフケアと、歯科医院での専門的お口のケアで健康なお口と

よりよいお身体の状態を保っていきましょう!



素敵な笑顔は健康な口元から。

輝く白い歯を手に入れたい方、
歯と口元を美しく健康にするM’sデンタルクリニックへ
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