2016年9月29日木曜日

歯周内科で歯周病菌が消えなかったFさんのその後

皆様こんにちは。
六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

歯周病の治療も他の歯科医院で受けたけれど・・と9年前に来院されたFさんのその後です。

中等度から歯によっては重度に近い歯周病でしたが、治療を当院でも継続してくださっていました。

7年程前に歯周内科と出会い、当院でも導入しましたのでFさんにもご案内してさっそく治療を開始しました。

Fさんはかぶせ物が多く、歯周内科が効きにくいお口の中の状態でした。

残念ながら効果が十分に得られない1割の患者様の中のお一人となってしまいました。

つまり治療後にもかなり数は減ったものの歯周病菌が少し残っていたのです。

でもFさんはまじめにその後も簡単なお掃除も挟みつつ、毎月きちんとプロのお手入れに通ってくださっています。

その結果・・

今でも歯周病では1本も歯を抜かずにちゃんとご自身の歯を使い、歯周病の進行はほとんど見られないまま現在に至ります。

正直に申し上げると歯周内科の治療も100%の結果ではありません。
歯周病菌の数は減るけれど完全に駆除出来ない事があるのです。

でもその結果も受け止めて、きちんとケアしていけばちゃんと結果は付いてきます。

こちらも誠心誠意、患者様の為に考えてお話します。

ご理解いただいてちゃんと継続できれば長く自分の歯で生活できるのです。

継続は力なり、のFさんのお話でした。















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