六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。
以前のこのブログで喫煙は歯肉にも悪い、というお話を載せましたが、実は歯周内科の治療にもおタバコは邪魔をするのです。
歯周内科で使う抗生物質はファゴサイトデリバリーという仕組みで効きます。
ファゴサイトデリバリーというのは白血球にお薬が乗ってばい菌がいる患部に到達するという意味です。
しかしタバコを吸う方はその白血球の働きが悪くなっていますのでお薬が効いて欲しいところに到達出来ないというわけです。
…というわけで歯周内科の治療の際には禁煙をしていただく事にしております。
愛煙家の方には残念なお話ですが。
さらに治療後も喫煙を再開すると再発率も上がってしまいます。
これを機にずっと禁煙なさるというのはいかがでしょうか?
体に悪いと分かっていても中々止められないのが愛煙家のお気持ちかと思いますが、それで歯が抜けていっては悲しいですよね。
タバコを取りますか?歯を取りますか?
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