いつも爽やかな息でいるために その3
~胃が悪いと口臭になる?~
消化器内科の先生に伺うと、内視鏡で胃を覗いたときに、胃の調子が悪いと中に溜まったガスが上がってきて、嫌な臭いがすることもあるそうです。
ですから、胃の調子が悪ければ口臭を起こすことに繋がります。
胃の中で発生した臭い物質が、直接口から出てきて口臭が起きるように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
それはなぜでしょうか?
胃と口は食道で繋がっていますが、通常は食道は閉じているからです。
ですから、逆立ちしても胃の中身が逆流して口に戻って来ることはありませんよね。
食道が開くのは、逆流性食道炎の場合を除けば、食べ物や飲み物を飲み込むとき、げっぷをしたとき、そしておう吐してしまう時だけです。
このように、通常の状態では、胃の中の嫌な臭いのガスが直接口から出てきて、口臭を引き起こしてしまうことはないのです。
では胃が悪いとどうして口臭が起きるのでしょうか?
消化不良によって発生したガスや、十分消化されないまま腸まで達しまった食べ物がそのまま吸収されてしまいます。
それが血液に乗って肺まで到達しガス化して嫌な臭いの息になってしまうからなのです。
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