米国医師会の学会誌で発表された日本人研究者(米国在住)の論文がワシントンポスト紙やウォール・ストリート・ジャーナルなどの有力紙でも取りあげられて話題になっているそうです。
どうも女性内科医が担当した入院患者は男性担当医の患者より死亡率が有意に(統計的に明らかに)低いというのです。
患者さんの重症度や医師の性別以外の特性など、結果に影響する条件を補正した上での結果です。
なぜこの様な違いが生まれるのでしょうか。
女性医師は、診療ガイドラインなど、ルールの遵守率が高く、科学的根拠(エビデンス)に沿った治療を行う傾向が強いのです。
そして女性医師はコミュニケーション能力が高い傾向があるため、専門外のことを他の専門医に相談するなど、可能な限りリスクを避ける傾向があるようです。
女性医師はひとりよがりにならない柔軟性と謙虚さを持ち合わせているのかもしれません。
この結果をみて、こちらは歯科ではありますがなるほど・・とうなずける傾向を強く感じます。
とにかく真面目に、誠実であるという自負があります。
もちろん男性歯科医師でも真面目に誠実に診療にあたっている方を多く知っていますが。
・・当院は女医ばかりの(非常勤で男性もいますが)珍しいクリニックです。
女医の特性を生かして今後も診療にあたっていけたら、と強く感じる記事でした。
http://www.azabu-msdental.com/
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