2017年9月9日土曜日

唾液が消化を助けることの意味

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

唾液の大きな役割である「消化作用」を調べると、人間の体は実によくできているものだと感心させられます。

食事が始まり、食べ物を口の中へ入れ噛み砕くことによって、大脳辺縁系に刺激が伝わり唾液分泌が促進されて口の中に唾液があふれだします。

あふれだした唾液の中には「アミラーゼ」という消化酵素が含まれていて、このアミラーゼがでんぷんを消化すると、胃の消化酵素であるペプシンが働きだすというメカニズムが始動するのです。

食事の時に良く噛んで食べると、食べ物の消化、吸収器官である胃や腸などの準備態勢が整い、からだにとって必要なものを選択的に吸収し、不必要なものは取り込まないというメカニズムも働くといわれています。

例えば、糖尿病の患者さんがよく噛んで食べると、空腹時血糖値が低下し、さらに糖尿病の指標であるヘモグロビンA1cの値も低くなることが報告されています。


‘噛む’という行為は体の健康を保つためにもとても大切なのです。
’最近よく噛めないな。。。’と感じている方、どうぞお気軽に当院へお問い合わせください。

当院では、皆さまの歯の健康を保つお手伝いをさせて頂いております。



http://www.azabu-msdental.com/

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