2016年12月7日水曜日

唾液が少ないと怖い・・。

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

唾液が出にくいと色々な弊害が起こるって皆さんご存知ですか?

お口の中がパサパサだったら、と想像してみてください。

食べ物が飲み込みにくい、とか話しづらい、というのはすぐに思いつきますよね。

その他にも消化酵素が含まれていて消化を助けたり、抗菌作用もあるのです。

食後に酸性に傾いたPHを戻したり(緩衝作用といいます)、その酸性の環境で虫歯菌が活発になって溶け始めた歯にカルシウムやリンといったミネラル分を補給したりもします。

唾液は私たちにとってとても重要な役割をしています。

長年通ってくださっているKさんですが、持病の影響でここ数年唾液の分泌が少ない状態です。

・・すると歯磨きは一生懸命していただくのですが、次々と虫歯が出来てしまうのです。

下の前歯まで虫歯になってしまいました。

通常、下の前歯は唾液の出口が近く、一番虫歯にはなりにくい場所です。

虫歯菌も歯周病菌も、お口が渇いていると繁殖しやすくなります。

でもKさん、まめにご自身でもお掃除をして、検診とプロのお掃除にもいらっしゃるので”モグラたたき”の様に、早期発見、早期治療で何とか頑張っています。

あとはなるべく唾液が出やすいように唾液腺のマッサージをしたり水分をなるべく取ったり出来るとより予防になります。

いずれにしてもプロの目が届くように定期的に歯科受診をしましょうね!!


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2016年12月6日火曜日

歯周病予防に電動歯ブラシは? *

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

皆さん歯磨きは普通の歯ブラシで手磨きをしていますか?それとも電動歯ブラシをつかっていますか?

電動歯ブラシは振動数が多いので素早く効率的に磨けます。

手磨きで上手く出来ない方にも歯に当たってさえいれば一定の効果が見込めます。

・・なので使っても良いのですが、注意が必要です。

当て方が正しくないと歯肉を傷めてしまう場合があります。

そして当院の患者さんで2年ほど毎日3回電動歯ブラシを使っていた方は、磨きすぎて歯の表面が削れていました。


正しく使えていないと振動数が多い分、手磨きの歯ブラシ以上にダメージも大きくなる可能性があります。

そして普通の歯ブラシと同様に磨ききれない歯と歯の間などはやはりデンタルフロスなど、補助の道具は必要です。

歯科衛生士さんなど、プロに正しい使い方を教わって適切かつ適度に使うのがお勧めです。

正しく歯磨きをして歯周病予防に役立てましょう!!


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2016年12月5日月曜日

あいうべ体操でもインフルエンザ予防!!   *

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

こちらも先日、内科の先生がテレビで推奨していらした方法です。

現代の食事は柔らかく加工された食べ物が多く、口の周りの筋肉が発達しにくいため鼻ではなく口呼吸をしてる人が多くなっています。

鼻呼吸はヒトにとってとても大切です。

外気は湿った粘膜に覆われた鼻を通過する事でフィルターの役割をしてくれます。

それでインフルエンザ予防になるという訳です。

口の周りの筋肉を鍛える事で鼻呼吸を目指します。

”あいうべ体操”で鍛えてみましょう。

口を大きく「あー」「いー」「うー」「べー」と動かします。

出来るだけ大げさにすることで運動になります。

「べー」の時は下を思い切り出してみましょう。

簡単ですよね。

1日30セット(あーいーうーべー、で1セット)していると1週間程度で自然に鼻呼吸になってくるという事です。

なるほど、それでインフルエンザ予防になるなら簡単ですよね。

他にも色々と内科的な良い効果もあるそうです。

歯科的な観点からは、鼻呼吸が出来るようになるとお口の中の乾燥も防げるので色々な細菌の繁殖も抑えられて虫歯や歯周病の予防にもなります。




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2016年12月4日日曜日

インフルエンザ予防に歯磨き!!  *

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

昨日テレビで内科の先生が、歯磨きでインフルエンザの予防が出来るというお話をしていました。

仕組みとしては、お口の中の菌から出たプロテアーゼという酵素でインフルエンザウイルスの感染を助けてしまうのです。

ではそのそもそものお口の中の菌を減らしておけばよい、という事です。

そのためにある高齢者施設で歯磨きを徹底したところ、その冬のインフルエンザの発症が10分の1に減ったのだとか。

凄い効果ですよね。


勿論予防接種や手洗い、うがい、栄養、休養、といった基本は忘れずに・・。

こうして自分での歯磨きも大変重要ですが、歯科衛生士にきれいにしてもらえばなお安心です。

年末の大掃除の感覚でインフルエンザ予防にも歯医者さんで検診とお口の中の大掃除をしてみてはいかがでしょうか?





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2016年12月3日土曜日

歯石を取ったらスキッ歯になった・・(>_<)

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

歯石を取ったらなんだか歯の隙間が沢山出来てスースーする様になった、という方はいませんか?

中には”歯石を取るって言われたのに歯を削られた!”

・・と感じた方もいるかもしれません。

でも実際には超音波や金属製の道具で硬い歯石を取るので超音波のキンキンした振動や金属の道具のカリカリした音でそんな気持ちになるのでしょう。

でも実際には歯を削っている訳ではありません!!

元々のご自分の歯が出てきただけなのです。

そう、自分の歯って結構隙間があったりするものなのです。

特に歯周病が進んで歯肉が減っていたりすると歯はそれぞれ頭でっかちな形をしているのでどうしても隙間が大きくなりがちです。

同様に歯肉が減って歯の根っこの部分が露出していたりすると、歯石を取った後冷たいものが沁みたりする事もあります。

だから”歯石を取るって言ったのに歯を削られてしかも痛みが出た”

なんて言わないでくださいね^^;。

隙間が大きい人こそこれからも定期的に歯石を取らなくてはならない状況だと思った方が良いですよ~。

歯石を取る側もよくそのあとに起こりうる事の説明が必要ですね。




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2016年12月2日金曜日

飴ちゃんみたいに歯が抜けていく怪談話

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

昨日いらした患者さんの知人の話です。

虫歯のなかったAさん。

歯医者さんには子供の頃から縁がなく、どこも痛くなく口臭もなかったので本人も家族も”お父さんは歯が丈夫”と思って暮らしていました。

ある日突然、なにも食べていないのに飴ちゃんみたいな何かがコロンと出てきた・・

・・と思ったらなんと自分の歯!!!!

でも怖くて歯医者に行けずにいたところ・・

その後もしばらくするとポロッポロッと何本も抜けて来たのです。

これはもう”怪談話”のレベルですよね。

見た目も悪くなるしこのままドンドン歯が無くなっては困る、とやっと歯医者さんに掛かったのですって。

こうなるとほぼ全体的に歯周病が進んでいてかなり重症です。

そう、痛くなくても臭くなくても静かに進行していることもある歯周病。


でもよく考えれば何だか歯が伸びたような気がする、とか歯が揺れてきた、とかあったはずです。

痛くないし、歯医者さんは怖いから行きたくないという気持ちが勝ってしまっていたのでしょう。

皆さん、そうならない様にちゃんと歯医者さんで検診とお掃除を習慣にしましょうね!!



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2016年12月1日木曜日

緑茶うがいで歯周病予防!?

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

昨晩のN●Kの番組、ため●てガ●テンで口内フローラの話とそのバランスの取り方についてがテーマでした。

腸内フローラという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、お口の中にも細菌が沢山いて、善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌、と様々な役割をしています。

そのバランスが悪いと歯周病になったりするわけです。

そして悪玉菌が血管を通じて全身の病気、例えば糖尿病や心臓病にも影響します。

細菌の量を増やさない様にするのに役立つのが緑茶という事でした。

緑茶、特に粉茶の様に濃くしてうがいをするとよい、というのです。

それも一つの方法ですが・・

歯医者嫌いだからってそれだけで大丈夫、と安心しないでくださいね!

やはり何といっても皆さん・・

1、日々の歯磨&デンタルフロスなどの補助の道具も使って!!

2、年に数回の歯医者さんでの検診とプロのお掃除

が大事ですよ~!!






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