2017年6月10日土曜日

味覚とアンチエイジング U11

皆様こんにちは。



六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

味覚とアンチエイジングが関係していることはご存知ですか。

味覚には 5つの基本味として甘味・塩味・酸味・苦味・うま味に分類され、
それぞれに役割があります。

甘味・うま味・塩味:
アミノ酸・ミネラル源など栄養のシグナル → 摂取を促すように働く

酸味・苦味:
腐敗物や毒のシグナル → 摂取しないように働く

また、味覚は、体内栄養バランスを維持する役割があります。

例えば、糖・アミノ酸やミネラルが不足すると、
その足りない物質の味を手掛かりとして欠乏物質を取り出し摂取し、
逆に多くなりすぎると摂取をやめます。

歳を重ねると味覚はどうなるのでしょうか。
味覚は、視覚・聴覚・嗅覚に比べると比較的衰えにくいといわれています。

50歳頃まではほとんど変わらず、それ以降はゆるやかに
塩味で2.8倍、甘味で2~3倍、苦味で2倍、酸味で1.3倍その閾値(味を感じる最低濃度)が上がり、加齢とともにゆるやかに味覚低下する可能性が報告されました。


味覚はお口だけに関わるのではなく、消化管・膵臓・視床下部などさまざまな臓器にも発言し機能を発揮しています。

食事を抜くことや、偏食によって機能が低下することも報告されています。

口腔ー脳ー腸の味覚受容体を、一日三度のおいしい食事をしっかり噛んで刺激することは
私たち人間に備わっている本来の機能を引き出す効果があります。

美味しく噛んでお食事を頂くために、定期的な歯科医院でのチェックを行っていきましょう。

当院では、歯周病の原因となる細菌検査やクリーニングだけでなく、
歯肉や舌のマッサージも行っています。
きれいな舌でおいしく日々の食生活を楽しく送りましょう。


歯と口元を美しく健康にするM’sデンタルクリニックへ
お気軽にお問い合わせください!


http://www.azabu-msdental.com/

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