前編では、シドニー大学 エバンス准教授のむし歯調査による「ほとんどのむし歯は削る必要はなく、正しいオーラルケアがむし歯の治療に有効である」というお話をしました。
それでは、正しいオーラルケアとは一体何でしょう?
エバンス准教授はオーラルケアとして Caries Management System(CMS)という方法を提唱しています。
・初期段階のむし歯に高濃度のフッ素塗布治療を施すこと
・正しい歯磨き方法を身に着けること
・スナック菓子や砂糖の入って飲み物などの間食を控えること
・むし歯の経過を観察し続けること
を挙げています。むし歯があったら、すぐに削って詰め物をして終りという治療ではなく、歯科医師と協力して継続的に治療・経過観察をしていくことが重要であると報告しています。
むし歯が大きくなる前に、初期の段階で治療ができたらとても嬉しいですね。
しかし、一番大切なことはむし歯ができないようにケアを続けていくことです。
これはむし歯に限らず歯茎の病気(歯周炎)の予防にもとても大切なことです。
当クリニックでは、このオーラルケアを皆さまに提供しております。皆さまの歯の健康をサポートし、1人1人に合ったオーラルケアをご提案させて頂いております。
どうぞお気軽にご相談ください。
http://www.azabu-msdental.com/
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