皆様こんにちは。
六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。
野球観戦していると、選手がバットをもちながらチューンガムを食べている姿をみかけたりしますね。
チューインガムのルーツは、メキシコ南部のユカタン半島に紀元3世紀ころ栄えたマヤ文明にあるといわれています。
当時の人々は、サポディラという木から樹液を採取して煮込み、固めてチクルというものにしてそれを噛むという習慣があったそうです。
このチクルがアメリカに伝わり、19世紀後半にチューインガムが誕生しました。
ガムを噛むことは、唾液の分泌を盛んにさせたり、気分をリフレッシュさせたり、眠気を覚ましたり、口の中をキレイにしてスッキリとさせたりなど、数多くの効用があります。
ガムを噛むことで唾液の分泌量が3~4倍にも増えるという報告もあります。
現代人の食事では噛みごたえのある食品が減り咀嚼回数が減っているので、ガムを噛むことで咀嚼の力を強化して咀嚼筋の維持・向上や体への刺激が保たれるのはとても良いことですね。
またガムを噛むことで動体視力が向上することがわかっています。
三叉神経のうちの2つ、上あごと下あごを支配する神経が、噛むときに使う筋肉を主にコントロールしています。
さらにガムを噛むことによって、からだの平衡バランスを保つための能力が高まるということも最近の研究でわかってきました。
この効果はガムを噛んでいる間ずっと持続します。
高齢者の転倒防止にも役立つのではないかと期待されています。
http://www.azabu-msdental.com/
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